<第1回>

「25年」をクリアしよう

公的年金は、原則65歳から死ぬまでずっともらえる。でもそれには、クリアしなければならない要件がある。それが「25年」だ。何が25年なのか? 3つのステップでチェックしよう。

 

STEP1 保険料を納めた期間が25年あるか?

20歳以上の日本に住んでいる人はすべて、60歳になるまで40年間年金制度に加入する。その間、ずっと保険料をちゃんと納めていれば問題なくクリアできる。まずは、保険料を納めた期間が25年あるかをチェック。今35歳の人で「今まで保険料をまったく納めたことがない」という人も、60歳まであと25年あるからがんばって納めれば年金はもらえる、というわけだ。

 

STEP2 保険料を免除された期間を含めて25年あるか?

保険料を納めた期間が25年に満たない場合は、保険料を免除された期間がないかチェック。保険料を払っていなくても、「免除」が認められた期間は25年に含めることができる。「免除」は、所得が少ない等の事情で保険料が納められないときに申請して認められればその間は免除期間となる。何も手続きせずに保険料を払わなかった場合は「未納」となり、25年に含めることはできない。また、未納分をあとから納めようと思ってもは2年間しかさかのぼれないので注意。

   

STEP3 「カラ期間」を含めて25年あるか?

カラ期間とは、そもそも年金制度の強制加入の対象ではなかった期間のこと。日本の年金制度は、日本に住む20歳以上60歳になるまでの人が強制的に加入となる。だから、日本に住んでいない人は、加入するかしないかは任意で選べる。加入しなかった場合はその間、保険料を払っていないが、カラ期間となり、25年に含めることができる。

カラ期間は海外に住んでいた期間以外にもいろいろあるので、詳しくは年金事務所で確認しよう。保険料を納めた期間と免除期間は、毎年届く「ねんきん定期便」に載っているからさっそくチェック。

結論:保険料を納めた期間+免除期間+カラ期間≧25年であれば、年金をもらえる。

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